[自己肯定感の回復] 祖母の呪いを解く
いつもありがとうございます。
Shohkoです。
自己肯定感の回復・祖母の呪い編、
途中まで書いて保存したまま、これまたすっっっかり忘却の彼方へ。
と言うわけで完結させようと思います。
↓↓
父方の祖母宅に必要最低限しか行かなくなって数年が経ち私は中校生に。
高校受験前後は両親からの監視がマックス。
重度の自律神経失調症による酷い頭痛とめまいに悩まされ、
1日置きに病院でよく分からないぶっとい注射を打たれ(恐らく生理食塩水。打ちすぎて針跡が数年残る。さながらジャンキー)
毎日15錠の錠剤を飲んで、食事とお風呂、睡眠の時間も管理され、
5分の休憩すら許されずひたすら勉強していました。
そんな中で公に休憩できるお正月に久しぶりに会った祖母から相も変わらずの
お前みたいなもんが生まれてきて。
お前のせいで男の子が生まれなかった。
・・・は???
どういう理屈???
っていうか無理!!!
秒でMAX拒絶反応!
その瞬間から親に対してと同様に完全に軽蔑しはじめ、
祖母が他界するまでずっと避け続けました。
そして祖母が他界してからも実家置かれたお仏壇に手を合わせることすらできず、
ちょっと離れたところから手を伸ばして無理やりチーン。
自分でもアホだと分かっていましたが、どうしても無理で。
振り返ってみると、中高生時は極限状態で
いつもの嫌味に過剰に反応してしまい
その衝撃がずっと残ってしまっていたように思います。
と、そうこうしていたらタイの校長からの
自己肯定感の原因のお話。
これは祖母の呪いの言葉も絶対関係あるよなーと
祖母との関係も見直し開始。
とはいえ祖母は故人。
直接アプローチはできないので、今まで知ろうとしてこなかった
祖母について理解しようと考えました。
なぜ初孫長男(父)を生んだことをそこまで誇りに思い、
家長制度に固執するのか。
祖母の生まれた年代、成育環境など今まで気にも留めなかった彼女の話に耳を傾け、
何なら周りに祖母について聞き始め、
客観的に考えるようにしました。
ちょうど少女期に戦争を経験して辛い時代を生き延び、
異父兄妹たちのなかで一人家族のために必死に働いてきたこと。
そのためにとても強いコンプレックスがあったことなどを知りました。
過酷な時代をよく生き抜いたなぁ
これじゃ性格が歪むのも仕方ないのかも
と思うことが多々あり、
母からの呪縛を解く作業をしていたこともあり
祖母に対してもだんだんと柔和に捉えられるように。
時代が時代だけに想像を絶する大変さだったでしょうし、
子供時代の過酷な経験からどんどん天邪鬼になり、
きっと祖母も私と同じように自己肯定感が低くなっていったのでしょう。
祖母もただ存在を認めて愛されたかっただけ。
けれどそれが叶わず、頼ったり認めてくれる人もなく、
やっと認められた「初孫長男を生んだこと」に固執してしまった。
まぁとはいっても、頭では理解していても。
年端のいかない子供に、ましてや孫に
敢えて自分と同じ辛さを味わわせるんじゃねぇ!!
と最初は受け入れられませんでしたが、
こちらも月日を経て、人のキャパや精神年齢にも差があることも理解して(他人だと分かるのに身内だとそこ吹っ飛ばしがち)
そうなってしまった祖母をだんだんと認められるように。
そして、いつの間にかお仏壇にも手を合わせられるようになり、
この世に存在していいの?その意味や価値はあるの?と
いつも不安だった自分の存在も認められるようになりました。
周りに鬱憤をまき散らし、人を虐め嫌われ、でもそれしか出来ず
そんな生き方きっと本人が一番苦しかっただろうに
それでも祖母が生きて命を繋いでくれたから、私は存在している。
いま楽しさを感じる時間があるのなら祖母の存在(命)への感謝を忘れてはいけないと、
ようやく無理せず自然に思えるようになりました。
親に対してと同じく、祖母に対してもすぐに認めたり許せた訳ではなく
本当にゆっくりゆっくりと受け入れられるようになった感じです。
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と、これ↑を書いていたのが2020/10~11
そしてまとめている今(2021/7)
わだかまりが無くなって更に色々なことが受け入れられるように、楽に考えられるようになり、
毎日が楽しく幸せです。
時間はかかるし辛いししんどいしで
虐められた上に何でこんな大変な事までせにゃならんのじゃ!おばばめ!!と思うことも多々ありましたが、
諦めずにやってよかったなぁと思います。
これまた私のやり方で、同じようなご経験をされた方皆さんに合う(役立つ)訳ではないと思いますが
何か参考になるものがあれば嬉しいです。
これで虐待からの自己肯定感の回復話は終了。
今後はこの経験やお客様とお話させていただく中で気づいた事を書いていこうと思います。
よろしければ引き続き読んでください。